日本の10月といえば秋ですね。が、オーストラリアは南半球なので季節が真逆。いまは夏です。
10年ほど日本の四季(というか北海道の気候)で生きてきたため、体も心も全然ついていけてません。そのせいでまだ夏のはじまりだというのに夏バテ気味です。
厳密にいうと、夏バテというより上火です。上火というのは中国語にある単語で、日本語にあえて訳すなら「ほてり」かな?体に熱がこもったり、辛いものの食べ過ぎでにきびが出たり、そんなようなことは上火らしいです。
もうね、だるいんですよ。日差しが強いからもっと大変です。じんましんやアレルギーもあるからまあまあ命懸けです💦
そんな私の不調を少しでも和らげるために涼茶を買ってきました!
中華スーパーで2種類ゲット
涼茶は暑い夏に飲む飲み物です。本来はかなり苦い、漢方を煎じたような苦さでもはや薬じゃないかと思わせるお茶。
でも市販で売られている完成品(王老吉が有名ですね)には砂糖だか甘味料が入っていて甘いです。飲みやすいけど、体にはよくなさそうなので私は飲みません。
それで今回は自宅で作れる涼茶の材料を買ってきました。中華スーパーでこれも売ってるなんて本当おどろきです。
日本で手に入るかどうかはわからないです😅わたしは見たことないですね。
沙渓涼茶
ひとつめはこちら。1885年にスタートしたって書いてあります。

一応英語で商品説明はあるにはあるけど、中国語を読むともっと深く知れますよ。

中薬(日本でいう漢方)の材料を思い出させる中身です。ただの木の破片?って思いますが、これが材料です。
開けた瞬間、中薬のにおいがパーっと部屋に広がります。このにおいが好きな人にはたまりません。
注意点としては使う前に、水洗いすること。水で何回か洗い流すかんじです。


そして水を入れて、あとは1時間ほど煮込むだけ。ぐつぐつ煮込むんではなく、ぽこっぽこっと沸騰するくらいの弱火でやりました。

だんだん水の量が減っていきます。

完成した涼茶はこんなかんじ!真っ黒です。

熱を冷ます、体を冷やす効果が強いらしいので、少しずつゆっくり飲んだほうがいいです。場合によっては体に合わないこともありますし。
私の場合はたしかに夏バテぽいけれど、同時に胃腸も弱いので、飲み過ぎるともっと不調になることがわかりました。ちょっとおなかがゆるくなったりしたから、自己責任で飲む必要がありそうです。
中華圏の人だったらこれはこう飲んだほうがいい!とかある程度知識と経験があるけど、日本人には難しいかも・・・なによりもめちゃ苦いです(笑)
王老吉
中国ではスーパーなどで王老吉という缶入りの涼茶が売ってるですが、あれと同じ?もしくはただ名前がかぶってるだけ?そのあたりはわかりません。



量が多かったので、半量だけ使うことに。(それでもこの量!)


完成した涼茶は夫と半分ずつ飲みました。
こっちもものすごく苦かったです(笑)飲みきれませんでした。これもまた効果が強すぎたのかお腹がゆるくなりました。

効果のほどは?
2種類ためしてみて、夏バテが治った!ほてりは和らいだ!かといわれたら正直そこまでは感じられず。
1回や2回で劇的に変わるわけではなさそうです。むしろ体が冷えすぎたのかもしれないです。
もしかすると体質に合わない材料が入ってたのかもしれないですが、私には専門的な知識はないためそこもわかりません。
本当に夏バテが続くようなら病院でみてもらうべきですね😅

